2024 年 11 月 22 日(金)・23 日(土)に開催されたデジタルミュージックアートフェスティバルが、2日間で合計2,600人が来場し、大盛況のうちに終了いたしました。
特別なコラボレーション
創業 100 周年を迎えた水間鉄道でのイベントに「World」の Orb が期間限定で特別設置されました、そして世界的なアーティスト長谷川章氏が協力し、未来を見据えた技術と文化の融合を実現しました。
本イベントにおける Orb 設置の背景
本イベントでは、World の独自デバイス「Orb」を使用し、来場者がオンライン上で安全かつ匿名で人間であることを証明できるデジタルアイデンティティ「World ID」を取得できる体験ブースを提供しました。これは、来たる AI 共創世界における人間の在り方を問いかけ、人間と AI の共生の可能性を模索する新たな試みとして取り組みました。
イベントの概要
水間寺を舞台に、プロジェクションマッピングや長谷川章氏の「デジタル掛け軸」を駆使した幻想的な光と音のアート空間が展開されました。特に、走行中の電車からのプロジェクションマッピングは世界初の試みとして、多くの注目を集めました。
イベントのハイライト
世界初の試み
- 走行中の電車からのプロジェクションマッピング
- 人間×AI の Web3.0 技術を用いた新たな体験
地域経済への貢献
- 地元の文化財を活用し、多くの観光客を誘致
- 地域の活性化に寄与
未来への挑戦
- デジタルアイデンティティ技術と暗号資産の可能性を体感
- オンライン上で「人間だけの世界」を実現する一歩
長谷川章氏の「デジタル掛け軸」
長谷川章氏の「デジタル掛け軸」は、無限の色彩で建築物や自然環境をキャンバスに、独自のアルゴリズムで生成される光のパターンを投影するアートです。水間寺の荘厳な建築と融合したこの作品は、伝統と先端技術が調和した圧巻の光景を生み出し、来場者を魅了しました。
今後に向けて
これまで築地本願寺など様々な場所でイベントを行なってきた「クロノス保全財団」は、歴史的保全をテーマに様々な遺産の保全に向けて取り組んで参ります。「Wrapping The Earth」プロジェクトは、今後も歴史的建造物や文化財を舞台に、最先端技術と伝統文化を融合させたイベントを全国で展開予定。次回は2025年7月の浅草神社、10月の根津神社での開催が決定しています。